この日、僕は清水エスパルス戦を観戦しに新幹線に乗っていました。


その途上で悪夢のようなニュースを目にします。

キリノ選手 UAEのAI SHAABへ期限付き移籍のお知らせ

http://www.bellmare.co.jp/87833

ベルマーレのエースだったキリノ。
ウェリントンの加入でポストプレーの負担が減り、さらなる活躍が見込めたはずでした・・・。
新幹線の中で唖然とした後、おかしな笑いがこみあげてきたのをよく覚えています。

その日の試合は悲惨の一言でした。
チームで唯一体を貼れるウェリントンが前線で完全に孤立し、清水に押し込まれます。
同じく調子の悪かった清水が中断期間にラドンチッチを補強し、ベルマーレは逆にキリノがいなくなる。あまりにも悲しい現実を見せつけられました。


キリノのいない中でチームは必死に立て直しを図りました。
しかし、いなくなったタイミングが最悪でした。
清水戦の次は磐田戦。その次は甲府戦。
残留争いの直接のライバルとの試合が続いたのです。

磐田戦とはなんとか引き分けたものの、甲府には敗北。
短期間での立て直しに失敗したベルマーレは与えてはいけない相手に勝ち点3を与えることになりました。
この年の甲府はブラジル人の当たりをひくまで執拗に選手を入れ替えており、FWはウーゴからパトリックに変わっていました。
ベルマーレにはそんなことをする資金的な余裕は無いので非常に悔しいと感じました。
これがJ1との差なのかと、そう思いました。


チームは崩壊した。
ここから先は2010年と同じ運命をたどるだろう。

そしてまた・・・何も残らない。

そんな雰囲気が漂い始めていました。
清水戦でお別れの挨拶をするキリノ
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